Wiiのバーチャルコンソール機能で沢山のソフトを大人買いしてしまった、ファミコン、スーパーファミコン世代な@msmです。
バーチャルコンソールとはファミリーコンピュータ、スーパーファミコン、NINTENDO64、PCエンジン、メガドライブ、MSX、NEOGEOのソフトをインターネットからダウンロード(有償)することにより、Wiiで手軽に遊べるようになります。
(Wiiオフィシャルより転記)
PS3にも同様な機能があるそうです。ゲーム業界でも仮想化技術がHOTってことでしょうか?
さて、過去の連載: 仮想化技術Xenを使ってみた。(第1回 、第2回 、第3回 、第4回 )に引き続き、今度はUbuntu 6.04(Dapper)を乗っけてみます。
前回の連載ではディスクイメージファイルにゲストOSをインストールしましたが、運用開始後にディスクサイズを可変したいというニーズに応えるため、今回はLVMにインストールしてみます。手順は以下のように進めていきます。
- 仮ホストUbuntu 7.10(Gutsy)にXen環境を構築 【前編に記載】
- Gutsy上にUbuntu 6.04(Dapper)のゲストを作成 【前編に記載】
- ホストCentOS 5へ転送 【前編に記載】
- ホストCentOS 5のLVM設定と書き出し 【中編に記載】
- ホストCentOS 5で起動、設定 【後編に記載】
前回のdebian編同様に、仮ホストOSのUbuntu上でUbuntuのゲストを作成し、そのゲストをCentOS 5上で起動させます。
Ubuntuの仮ホストには最新版の7.10(Gutsy Gibbon)を、ゲストには、サポート期間が長い6.04LTS(Dapper Drake)のそれぞれサーバ版をチョイスしてみました。
1. 仮ホストUbuntu 7.10(Gutsy Gibbon)にXen環境を構築
メモリが256MB以上ある適当なハードにGustyを最小構成でインストールします。
# sudo -s # apt-get install ssh vim
まず、rootになります。最初にssh-serverをインストール(必要な場合のみ)し、お気に入りのエディタをインストール(必要な場合のみ)しました。
# apt-get install ubuntu-xen-server libc6-xen xen-tools bridge-utils xen-image-2.6.19-4-server
Xen環境に必要なパッケージをインストールします。
仮ホスト上でネットワークを使いたい場合は「/etc/xen/xend-config.sxp」ファイルを編集します。オリジナルとの差分は以下の通りです。
# diff /etc/xen/xend-config.sxp /etc/xen/xend-config.sxp.org 132c132 < (network-script 'network-bridge netdev=eth1') --- > # (network-script 'network-bridge netdev=eth1') 143,144c143 < #(network-script network-dummy) < (network-script network-bridge) --- > (network-script network-dummy)
# shutdown -r now
Xenカーネルを有効にするため再起動します
再起動後、「xm list」の結果が以下のようになれば、Xenの設定は完了です。
# xm list Name ID Mem VCPUs State Time(s) Domain-0 0 497 1 r----- 946.5
2. Gutsy上にUbuntu 6.04(Dapper)のゲストを作成
xen-create-imageコマンドにて、簡単にゲストOSが作成できます。前回のdebian編のように、設定ファイル(/etc/xen-tools/xen-tools.conf)を編集してから実行しても良いのですが、今回はコマンドにオプションを記載して作成してみました。
※ ネットワークの設定は環境に応じて置き換えてください。
xen-create-image --hostname=dapper --size=1Gb --swap=256Mb --ide --ip=192.168.0.2 --netmask=255.255.255.0 --gateway=192.168.0.1 --force --dir=/home/xen --memory=128Mb --arch=i386 --kernel=/boot/vmlinuz-2.6.19-4-server --initrd=/boot/initrd.img-2.6.19-4-server --debootstrap --dist=dapper --mirror=http://gb.archive.ubuntu.com/ubuntu/
3. ホストCentOS 5へ転送
rsync、sftp、ftp等を利用し、下表分のファイルを移動します。
| コピー元:Domain-0 Ubuntu 7.10 | コピー先:Domain-0 CentOS 5 |
| /home/xen/domains/dapper/disk.img | /tmp/disk.img |
| /home/xen/domains/dapper/swap.img | 不要 |
| /etc/xen/dapper.cfg | /etc/xen/dapper |
| /boot/initrd.img-2.6.19-4-server | 同左 |
| /boot/vmlinuz-2.6.19-4-server | 同左 |
長くなりましたので中編へ。


