世間は「お盆休み」という連休に入ったようです。ここ数年「お盆休み」を経験していないので、テレビの中の世界にしか思えてならないのです。愛知県はしばらく晴れるようです。@msmです。
第3回目の今回は比較的需要が高いと思われる、GRUB編を書きます。
- 第1回 rootアカウントのパスワードを忘れた場合 ~ lilo編
- 第2回 rootアカウントのパスワードを忘れた場合 ~ GRUB(パスワード無)編
- 第3回 rootアカウントのパスワードを忘れた場合 ~ GRUB(パスワード有)編
- 第4回 rootアカウントのパスワードを忘れた場合 ~ Turbolinux編
今回の「rootアカウントのパスワードを忘れた場合 ~ GRUB(パスワード有)編」では、grub.confを書き換え、シングルユーザモードでの起動をパスワード無しでできるようにする方法を紹介します。
GRUB(パスワード有)編
Turbolinux等の一部ディストリビューションでは、シングルユーザモードの起動にもrootアカウントのパスワードを要求してきます。セキュアで良い事だとは思いますが、今回のようにrootアカウントのパスワードを忘れた場合には困ります。
この機能は、「/boot/grub/grub.conf」に「password」の行により制限されていますので、1CDリナックスから問題の行をコメントアウトし、シングルユーザモードをパスワード無しで起動できるようにしたいと思います。
なお、「1CDリナックス上から、chroot後にpasswdコマンドを叩いてパスワードを変更する方法」、「/etc/passwdファイルや/etc/shadowファイルを変更する方法」は危険なのでお勧めしません。
1CDリナックスは、Ubuntuが大好きな私ですが、今回の例では「起動時にソフトウェアRAID1状態のHDDをマウントできる」という事で、KNOPPIXを利用します。
KNOPPIXを起動する
KNOPPXのCDまたはDVDが無い場合は、KNOPPIX 日本語版のサイトから無料でダウンロードできます。今回は現時点の最新版である5.1.1CDを利用します。古いバージョンでも問題無いと思います。
ダウンロードしたisoイメージをCD-Rに焼き、CDブートさせてください。
対象のパーティションを書き込み可能にマウントし直す
デスクトップ上のハードディスクのアイコンはリードオンリーでマウントされているので、書き込み可能にして再マウントする必要があります。
「sda1」(/bootが収納されているハードディスクのアイコン)を右クリックしプロバティを表示させます。(通常はsda1、またはhda1です。)
「デバイス」のタブを表示し、「読み取り専用」のチェックボックスを外し、「OK」をクリックします。
「sda1」を右クリックし、マウントをクリックします。
コンソールから対象のファイルを編集する
「su -」コマンドにて、スーパーユーザになります。パスワードは請求されません。
viコマンドなどで「/mnt/sda1/grub/grub.conf」を開き、passwordの行をコメントアウトします。
KNOPPIXをシャットダウンさせ、rootアカウントのパスワードを忘れた場合 ~ GRUB(パスワード無)編を参考にシングルユーザモードで起動し、パスワードを変更してください。
次回は「rootアカウントのパスワードを忘れた場合 ~ Turbolinux編」です。


